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アフガン拉致:被害者らが属するセンムル教会とは

 大韓イエス教長老会の高麗神学(高神)に所属するセンムル教会は、現在の堂会長であるパク・ウンジョ牧師が1998年10月、京畿道城南市盆唐区亭子洞にある商店の建物の5階を賃貸し設立した。

 その後拡張を繰り返し、1年前に亭子洞にある現在の5階建てビルに移転した。1‐4階は事務室や礼拝堂、教会学校などとして使用されており、5階は改装中の状態。

 今年3月現在の平均出席信者数は、成人が約2700人、高校生以下の子どもたちは約1100人であると教会側は発表した。

 現在パク牧師はアメリカに出張中で、拉致の知らせを聞き急遽帰国の途に着いていることが分かった。20日午後に拉致の知らせを受けた後、約50人の取材陣が押し寄せたが、教会側はクォン・ヒョクス長老の短い状況説明を除き、外部との接触を一切避けている。

 パク牧師はキリスト教の電子新聞『ニュース&ジョイ』と月刊誌『福音と状況』の発行人を務めるなど、教界で旺盛な活動を行い、センムル教会を通じた海外への宣教活動にも意欲的に取り組んでいる。

 教会関係者は、1階の事務室で政府や現地からの知らせを聞いて対策を講じている。センムル教会が属する高神総会総会長のクォン・オジョン牧師は「現在、教団レベルで特別祈祷(きとう)令を発し、拉致被害者が一刻も早く釈放されることを祈っている」と話した。

城南=李錫雨(イ・ソクウ)記者

クァク・アラム記者

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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